全天球パノラマ画像から簡易的に地面を作るPanoramaGround.FBX
以前のエントリーに書いた半球ドームのFBXファイルをダウンロード出来るようにしました。
使う人がいるか分かりませんが。
このモデルの目的は、
Oculus Riftなどの没入型ディスプレイでパノラマ画像を表示するときにお手軽に接地感(足元の距離感)を出す、です。
このような全天球パノラマ画像(360度×180度)をテクスチャとして貼ると、ドーム中央から見て正常に見えるようにUV設定をしてあります。
視点の高さは地面から1.7mの想定です。
トップの画像のように引き伸ばされた状態になりますが、中央から見ると下のようになります。
普通に背景のスカイボックスとして画像を使うことに対してのメリットは、
・足元の地面があるべき距離感で表示される。
・画像にもよりますが1m程度の範囲ならOculusのヘッドトラッキングに対応して視点移動できる。
デメリットとしては、
・視点に近いエリア(個人的な感覚では10m以内くらい)に壁や樹木など地面以外の何かが写っている画像だと当然違和感が出る。
・若干テクスチャの歪みが出る。(モデルを綺麗に作れば多少は改善するはずですが)
使える場面が限られますが、パノラマ画像からそのまま地面を作れるので何かの役に立つかも?
FBXファイルのダウンロードはこちら。
http://www.voxcelldesign.co.jp/VDdata/SkyGroundVD/PanoramaGround.FBX
Unityなどに読み込んでUnlit系のマテリアルにパノラマ画像を貼り付けて使いましょう。
ドームの半径は50m、ポリゴン数はトライアングルで4096です。